こんにちは、のっさん(@nosaka_muscle)です!
日本酒おいしい!
最近やっと気づいたんですが、おれって結構打たれ弱いみたいで。
大学生のころとか、ショックを受けて1週間くらい家に引きこもることとか結構ざらにあったんですよね。
でもまあ今は結構ひねりつぶされながらも日々やりたいことをやれているのかなと思っていて。
そう考えたら、なんか少しはたくましくなった気がするんですね。
で、そんなこんなを考えてみるとどう考えてもおれが原動力にしてきたのは、本だなあと思うわけです。
生き方とか働き方を書いている本が好きなんです。
でもそういうジャンルって、いわゆる自己啓発本的な文章が多かったりするんです。
まあそういうのも嫌いじゃないんですが、そういう文章ってなんだか読みたくないときもあるんですよね。
なんかクドいというか、胃もたれするというか。
だから、こんな生き方もありなんだ!ということを素直に教えてくれる本をいつも探していました。
で、これまでに読んだ中から「これは消化吸収に良いなあ」と思える人生本がいくつかあったので今日はそれらをご紹介したいかなと思います。
- 1.アジア新聞屋台村 高野秀行
- 2.旅に出よう―世界にはいろんな生き方があふれている― 近藤雄生
- 3.ヒキコモリ漂流記 山田ルイ53世
- 4.諦める力 為末大
- 5.孤独論 田中慎也
- 6.うつヌケ 田中圭一
- 7.自分の時間を取り戻そう ちきりん
- 8.悩みどころと逃げどころ 梅原大吾、ちきりん
- 9.テニスプロはつらいよ 井山夏生
- まとめ
1.アジア新聞屋台村 高野秀行
最初にオススメするのは、ノンフィクション作家の高野秀行さんによる小説です。
新聞社を舞台にアジア人の中で働く日本人ライターの様子を描いていますが、実際に高野さんが経験した過去の職場をもとに書かれています。
こんな職場ありなの?と日本人から見たら感じる働き方が登場するので、読んでいて不思議と元気になれる一冊です。
2.旅に出よう―世界にはいろんな生き方があふれている― 近藤雄生
東京大学の大学院を卒業後、就職せずに旅をしながらライターをする道を選んだ近藤雄生さんの著書です。
岩波ジュニア新書ですが、その文章は大人が読んでも非常に参考になります。
日本での常識が世界の非常識ということが言われたりしますが、それをわかりやすく示してくれる文章ですね。
3.ヒキコモリ漂流記 山田ルイ53世
「ルネッサーンス!」でおなじみの芸人の山田ルイ53世の人生経験を記した著書です。
テレビで見るときのお調子者感からは想像もできないような壮絶な経験をこれまでにしてきたことがわかります。
芸人さんだからと侮るなかれ、文章自体も非常に面白く、引き込まれる文章です。
一読の価値ありですね。
4.諦める力 為末大
元陸上短距離日本代表の為末大さんが「才能と人生戦略」について語った一冊です。
一握りの才能だけが生き残ることができるスポーツの世界を経験してきた為末さんだからこそ語れる、「諦める」ということの解釈が詰まった文章で、自分の才能って何だろう、と考えている人にとっては必見の一冊です。
5.孤独論 田中慎也
大学入試の失敗を期に、15年間実家で引きこもり生活を送った経験を持つ作家の田中慎也さんが孤独や時間に左右されない生き方を書き綴っている一冊です。
世間的に良くないと言われていることをネガティブにとらえることなく、自分の言葉に置き換えて話す言葉に引き込まれます。
6.うつヌケ 田中圭一
2017年話題の一冊、田中圭一さんのうつヌケです。
「うつヌケ」とは「鬱から脱出すること」。うつヌケした人々へのインタビュー調査をもとに、鬱との向き合い方を丁寧に解説しています。
今回紹介する唯一のマンガ本ですが、読み応えがあり一気に読み終えてしまいます。社会で大きな結果を出している人でも意外と鬱状態にある人がいて、自分はどんな風に働いていきたいのかを考えるきっかけとして、鬱状態にない人にもおすすめの一冊です。
7.自分の時間を取り戻そう ちきりん
話題の社会派ブロガーのちきりんさんが「生産性を高めた生き方」を語っている一冊です。ちきりんさん自身、かつては外資系の企業に務めており、自分の生産性を高めることに注力されてきたので、非常に説得力があります。
自分のやりたいことを全部やる人生を送るために、どんな働き方をすればいいか考えるためのアイデアにあふれています。
8.悩みどころと逃げどころ 梅原大吾、ちきりん
人生で自分がどんなことに時間を割けばより良い人生が送れるのか、ということを考えたときに、どこで諦めるのか、その「逃げどころ」は誰もが悩むポイントだと思います。
今でこそ有名となったプロゲーマーという職業。
日本で初めてプロゲーマーになった梅原大吾さん、通称ウメハラと、ちきりんの対談をまとめた一冊です。
ウメハラはどのような考えで人生を歩んできたのか、なぜ逃げなかったのかを考えることで、人生の逃げどころを探っていきます。
9.テニスプロはつらいよ 井山夏生
テニスプロの人生を追ったルポ形式の一冊です。
錦織圭選手などのトップクラスの選手の陰で、世界ランキング200位前後の選手のテニスプロがどんな生活を送っているのかを現実的に書いています。
挑戦するということの充実感と現実的な部分の両方が見えるので、非常に参考になりますよ。
まとめ
いかがだったでしょうか。
今回は挑戦しようと考える人向けに生き方を紹介する本や人生の選択を検討するための本を9冊ご紹介しました。
本は実際に体験しなくても世界を広げることができる素敵なツールです。
ぜひ本を読んで世界を広げてくださいね。